かわぐち かいじ先生の著作の中では、以前に『沈黙の艦隊』を途中まで読んでいた。いつか読み直したいと思っていたが、なかなかチャンスがなかった。スマートフォンに複数のマンガアプリを導入したとき、マガポケ(https://pocket.shonenmagazine.com/)で『ジパング』がおすすめされていた。読みはじめたところ、すぐにのめり込んだ。取得したプレミアムチケットを全て『ジパング』に注ぎ込んで、2024年4月6日に全422話を読み切った。
読んでいて惹かれた点が2つあった。
1つ目は、兵器に対する興味を掻き立てられた点である。艦船、艦上機、対艦ミサイルなど、自分の知らないことがたくさん出てきたので、その都度Wikipediaで調べた。「戦争」には人類の英知が詰まっていることを再認識した。
2つ目は、作者であるかわぐちかいじ先生の戦争に対する考えを、主人公の角松洋介を通してひしひしと感じられた点である。イージス護衛艦「みらい」の能力をもってすれば、作中にいわゆる無双状態になることもできたはずだ。実際に航空母艦ワスプ(Wasp, CV-7)をトマホーク(BGM-109 Tomahawk)1発で撃沈したシーンが印象に残っている。しかし、その強大な力を敵戦力の撃滅ではなく、敵味方双方の人命をできるだけ多く守ることに使っていた。
現代のイージス艦が第二次世界大戦中にタイムスリップするという難しい作画設定だったと思うが、その設定を活かしきった技量に感嘆した。
おすすめの漫画である。
#マンガ #ジパング #かわぐちかいじ #兵器